紳士の国と呼ばれるイギリスについて、その気候や世界遺産、あまり耳にすることのない料理について紹介しています。

ストーンヘンジ


ストーンヘンジは、ロンドンから西に約2200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置する環状列石の事です。

現在のイギリス人、アングロ・サクソン人がブリテン島に移住した時にはすでに存在していたとされています。

円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡です。

考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えています。

しかし、それを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るといわれています。

馬蹄形に配置された高さ7mほどの巨大な門の形の組石(トリリトン)5組を中心に、直径約100mの円形に高さ4〜5mの30個の立石(メンヒル)が配置されています。

夏至の日に、ヒール・ストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩と、中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇る事から、設計者には天文学の高い知識があったのではないかと考えられています。

また、当時としては高度な技術が使われており、倒れないよう安定させるため石と石の間には凹凸があります。

遺跡の目的については、太陽崇拝の祭祀場・古代の天文台・ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂など、さまざまな説が唱えられていますが、未だ結論は出ていません。

この遺跡とその周辺は、1986年にユネスコの世界遺産に加えられました。

また、登録古代モニュメントとして法的に保護されており、ストーンヘンジ自体は英国の国家遺産として保有・管理されています。

周辺はナショナル・トラストが保有しています。